インドのコルカタに到着し、なぜか初っ端に動物園に行った私。
せっかくなので観光地にも行くことにした。ということで、動物園から徒歩30分くらいのところにあるVictoria Memorial Hallへと向かう。
歩いて行こうと思っていたが、運よくバスがつかまった。
コルカタのバスは本当に難しくて、どこ行きか書いていない(書いてあってもヒンディー語?ベンガル語?)。見た目はとっても可愛いけどね。

だから、乗務員さんが「kx無jdl ぽwr!!」みたいに叫んでいるのを聞き取らないといけないので、至難の業すぎる。あてもなく冒険したい方にはオススメ!

特等席に座れた私。プロの運転はさすがすぎた。こんなに狭くて交通量の多い道を、事故なく(たまに事故してるけど)クールに運転できるって、かっこよすぎないか?!
お客さんがバスに乗るのも難しいけど、運転手さんがバス停に停まるのも難しそう…(いわゆる「バス停」がなく、「この辺かな〜」みたいなかんじで停まる)あとやっぱりマニュアル楽しそう。
降りる場所がわからなくて、みんなに聞く作戦を実行した。「Victoria Memorial Hallここですかー?」と聞くと、「そうだよー!」とみんなが答えてくれる。そうやって、無事に目的地に辿り着いたサカガミであった。
そこにはちょっとした異世界が広がっていた。

大理石の建物と西洋の庭である。その洗練されたかんじが、インドではある意味カオス。タージマハルと同じ種類の大理石が使われているそうなので、タージマハルもこんな雰囲気なのか。

あれ、でも時代は300年くらい違うよな、ということは、イギリスのインドに対するリスペクトが入っているのか?などと考えながら歩く。

ちょうど夕焼けの時間だった。インド到着後、初夕日!インドの夕日は、相変わらずオレンジで主張強いな〜。守られてるかんじするな〜。
そして、像の頭にご注目↑↑。鳥さん可愛い

美しい花々。眺めてたら、ご夫婦が声をかけてくださった。一緒に写真を撮った。

可愛いわんさん、大理石の寝心地はどうですか??

建物内では、イギリスとインドの歴史に関する説明、絵画や当時使われていた物たちの展示、偉人の紹介がされていた。
どれも美しかったが、特に圧巻だったのはホール中心の建物の作りと絵画である。(写真ない、なんでやねん)

だが、やっぱり複雑な気持ちである。イギリスの介入はインドを良い方向に導いたのだろうか。
格差は顕在化しなかったか、争いは激化しなかったか、文化や言語は淘汰されなかったか。
この空間では、過去の屈辱が綺麗な形で残されているように見えて、ちょっと違和感が残った。私は当事者じゃないので語るべきじゃないかもしれないが…
話を聞いていると、「イギリスの援助のおかげで、壊れかけていたインドの歴史的建造物が再建された。だから感謝している」と話す方もいらっしゃった。きっと良い面も悪い面もあったのだろう。
でも、ここで語られていることは本当に真実なのか?地元の人々は、この建物をどんな感情で見ているのか?多角的視点から真実を捉えることは、とんでもなく難しい。
イギリスを批判しているわけではないよ!
そんなことを考えていたら、お腹空いた。ご飯食べよ。
そういえば、しげ旅のしげさんが美味しいビリヤニ屋さん紹介してたな〜、よし行ってみよう!ということでバイタク出動。

到着したけど、なんと開いてない!焦って周りの人に聞いたら、どうやら30分後にオープンするらしい。レストランの前には、オープン待ちの人々で小さな人だかりができていた。その中に親戚の叔父さんにそっくりな人がいて、びっくり笑。
そこへ、物乞いをする人々の姿。金銭的格差は存在してしまうのか。

チャイがあればどこでも何時間でも待てる、これこそがインドである。レストランのお隣のチャイ屋さんは、コンロじゃなく、火を焚いてチャイを沸かすスタイル。香ばしい。親戚の叔父さんもチャイを飲んでいた。

お店がオープンして、ジェントルマンに席に案内していただいて、いざ注文。マトンビリヤニを頼んだ。
量が多くて嬉しい!そして美味しい!ただ、(たぶん)八角が効きすぎていて、私好みではなかった(偉そう)。いや、クセになってまた食べたい味かもしれない…え、どっちやろ汗。ちなみにお店の名前は「ARSALAN」である。

ごちそうさまでした!
レストラン内は、常連さんと思われる男性2人組や、待ち合わせの友達4人組、家族など、大切な人との時間を楽しむ人々で溢れていた。一方で外に出ると、物乞いの人たちや、路上を彷徨う小さい子どもたちがたくさんいる。
このギャップが久しぶりで、最初は脳の処理が追いつかなかった。お金に困っている人々が、少なくとも生活に苦労しないくらい豊かになればいいのに。生きる活力を見失っている人々が、一つでも世界のどこかに拠り所を見つけられたらいいのに。
そんなことを思いながら、冷たい水しか出ないシャワーを浴びて寝た。
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