Day9. 3年前、クラファンに挑戦して黒歴史を作った話

3年前、20歳の私はクラウドファンディングに挑戦した。
そして黒歴史を作った。

「やらへんよりやったほうがいい。とりあえずやってみよう!」

クラファンをやることに対してあまり深く考えていなかった私には、達成する覚悟や責任は皆無だった。今思えば恥ずかしい…

結果、目標金額を達成できず。
そらそうや。

なぜ達成できなかったのか。

今振り返ると、少なくとも3点考えられる。

1. 目標金額を集める強いモチベーションがなかった

このクラファンの目的は、講演会の資金集めだった。当時代表を務めていた「青山学院大学動物愛護団体きすあに」で開催する講演会である。
ただ、目標金額として定めた30万円を集めるモチベーションは全くなかった。

当時、クラファンをやると先輩に報告したとき、先輩が「支援金は30万円くらいに設定したほうがいいよ」とおっしゃった。
私は深く考えずに、「30万円もいらんけど、先輩がそう言ってるしいいか〜」くらいの感覚で目標金額を設定してしまった。

その行動に至るまでのプロセスを、怠惰のあまりすっ飛ばすのは本当に良くない。

先輩のアドバイスはなにも間違っていないし、むしろありがたいものだった。
ただ、そのアドバイスを受けた私が、「30万円に見合う活動をするという選択肢はあるのか」や「30万円も使う選択肢がないのであれば、このプロジェクトにとって最適な目標金額はいくらか」をしっかり思考し、きれいにアウトプットできるレベルまで決め切るべきだったのだ。

せっかくいただいたアドバイスを、そのままそうめん台に流すべきではなかったのだ。結果として、30万円を集める理由を無理やり作っただけで、達成するための努力はしなかった。

2. リサーチ不足

モチベーションがなかったため、「他のクラファンはどんな内容で、どんな見せ方をしているのか」という基本的なリサーチすら、ほとんどしなかった。

そもそもリサーチが不足しがちなサカガミ。アホなので、何も考えずに突っ走ってしまうことが多々ある。やって、失敗して、初めてことの重大さに気づいて後悔し、反省する。

でも本来は、経験者から話を聞き、似たプロジェクトを調べ、自分のすべきことを明確にするべきだったのだ。

3. 圧倒的な認知不足

では自分は何をするべきだったか。
認知を拡大することである。

当時、「広告費を使えば認知拡大できるかもしれんけど、そんな資金ないしな〜」と甘ったれたことを考えていた。

でも今ならはっきり言える。お金をかけなくてもできたことは、山ほどあった。SNSで毎日発信すること(ライブ配信含め)や、企業や人に直接会いに行くことなどだ。

当時の私は、そうした努力をしようとさえしなかった。


ここまでくると、そもそもクラファンをやる意味があったのか?と思われても仕方ないレベルである。

本来クラファンは、資金調達のためだけでなく、活動そのものの認知を広げるために使ってこそ、最大限に生きるサービスだ。

私は、支援金を集めることよりも、講演会の参加者を増やすことに全力を注ぐべきだったのだ。きすあにという団体を知ってもらうために走るべきだったのだ。

この講演会にはどんな意味があるのか。誰にどんなインパクトをもたらすのか。今後どんな活動につなげたいのか、したくないことは何か…。想いをしっかり言葉にして発信することで、支援金の増加にもつながったはずだ。

私はクラファンの本質を理解していなかった。

3年も報告が遅れたことについて

そして何より、
活動報告に3年もかかってしまったこと。
これは本当に後悔している。

ドン引かれる方がいることを承知の上で書くと、私は2023年2月に行ったこのクラファンの活動報告を、ついさっき掲載した…。(支援者の皆さまには、同年に御礼&簡単なご報告メールとリターンをお送りした。)

目標金額を達成できなかったことに対して、努力もしなかったくせに後ろめたさだけを抱え、この出来事をなかったことにしてしまっていた。

もちろん、いただいた支援金は1円たりとも無駄にはしなかった。
まず、講師の方が「保護猫活動に使ってほしい」と、謝礼を辞退された。
その想いが本当にありがたく、今でも尊敬している。

そして支援金を、子猫たちの命と、母猫の未来と、保護猫施設で暮らす猫たちを助けるために使わせていただいた。

「学生で未熟だったから」

そんな言い訳は、まったく通用しない。一度乗りかかった船にけじめをつけるためにも、事実を早急に、ありのままに、誠実に報告するべきだったのだ。

それを放置してしまった私は無責任の大馬鹿者だし、応援してくださった方々に申し訳なくて頭があがらない。


今後もクラファンをやる機会があるかもしれない。
実際、たくさんの方に「Miyakoはクラファンやったほうがいいよ〜」とアドバイスをいただいている。

しかし、このアドバイスは絶対にそうめん台には流さない。自分で麺つゆつけて食べる。(?)

なぜクラファンをするのか。誰に届けたいのか。誰のためになるのか。どれほど想いがあるのか。やり切れるのか。やり切るためにはどうしたらいいのか。
今度こそ、しっかり考えてやり切りたい。

見せしめ↓

投稿者: サカガミ

犬と旅を愛する起業家。 2002年京都に生まれ、幼い頃から犬とともに育ってきた。犬種図鑑を隅から隅まで覚えているほどの「犬オタク」である。 愛犬の死をきっかけに、2024年4月、早稲田大学在学中に学生起業。 また、2021年に動物保護活動を始め、譲渡会や講演会の開催、募金活動などを、広く楽しく行っている。 新しい世界を知ることが大好きで、バックパッカーとして、総計20カ国以上を周っている。 遠吠えフェチ。

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