Day17. 沖縄と自然

南大東島の海
南大東島の海
南大東島のサトウキビ畑
サトウキビ畑
星野洞窟1
星野洞窟
バリバリ岩1
バリバリ岩
南大東島のハイビスカス

沖縄を好きな人は多いと思う。
真っ青な海と空。暖かい風。温かい県民。異世界のようでいて、どこか懐かしい料理。凛と佇む植物たち。自然の中で生きる動物たち。

私も沖縄に心奪われた一人だ。

私の叔父は、沖縄・南大東島出身。実の娘のように私を可愛がってくれた人だ。叔父は、私が小さい頃から、南大東島の海の話や生き物の話、島の人たちの話、歌の話などをよくしてくれた。叔父はよく、「島に帰りたい」と言った。南大東島は私にとって、島の隅々まで想像できる、だけど行ったことがない、近いのに遠い存在だった。

去年の冬、叔父が亡くなった。結局一度も島には帰れなかった。皮肉なことに、叔父が亡くなってから家族と島に行くことになった。南大東島は、那覇から飛行機で1時間ほど。船でも行けるが、断崖絶壁なので、船から島まで荷物と一緒にクレーンで運ばれる。人間は自然に勝てない。

飛行機の窓から見える景色は、サトウキビ畑の緑と、どこまでも広がる海と空の青で覆い尽くされていた。「私はなんて美しい場所に来てしまったんだろう」とただ圧倒された。私の想像力は、自然が作り出す本物の美しさの前ではあまりにしょぼかった。

そこは、人間がこれ以上手を加えてはいけない場所だった。神が存在した。

人間は、自然によって生かされている。自然によってしか生かされない。自然のみが人間の存在を可能にする。人間は、ビルや家という縁取られた形の中で、自然から自分たちを切り離すことができると考えている。でも実際は、ただ地球に区切り線を引いただけだ。

人間は地球上の一命として生きているだけだ。命に優劣などない。一人の人間の生や死、人間同士の争い、文明の発展、、こんなものはただの茶番でしかない。それが地球に存在している以上「無価値な」ものではないが、自然の秩序に則れば「無意味な」ものであると思う。

そんな自然への抗えなさを、私はもっと感じたいしもっと追求したい。南大東島に来てそう思った。

どうしたら伝えられるか…とにかく、沖縄を目の前にすると心が震える。沖縄を思うと魂がどよめく。

負の歴史は忘れてはいけないし、問題はごろごろ転がっているけれど、自分の目で見て肌で感じた沖縄を、一生想い続けたい。

みたいな。もっとうまく伝えられたらいいのに…

ちなみに、南大東島は100年ちょっと前に、八丈島から移り住んだ島民で構成されている。厳密に言えば沖縄の文化とは少し違うかもしれない。(沖縄は諸島で構成されるので、そもそもそれぞれの島がそれぞれの文化を持つのかもしれない。)でもそんなことは関係ない。自然には変わりないので。

島民は飲むのが大好きな人が多くて、昼は仕事をして、夜はみんなでワイワイ食べて飲んで、しっかり人間している笑。みんないい人ばかり。お世話になりました🙇‍♀️

バリバリ岩2
星野洞窟2
大東そばと大東寿司
海軍棒プール
海軍棒プール

投稿者: サカガミ

犬と旅を愛する起業家。 2002年京都に生まれ、幼い頃から犬とともに育ってきた。犬種図鑑を隅から隅まで覚えているほどの「犬オタク」である。 愛犬の死をきっかけに、2024年4月、早稲田大学在学中に学生起業。 また、2021年に動物保護活動を始め、譲渡会や講演会の開催、募金活動などを、広く楽しく行っている。 新しい世界を知ることが大好きで、バックパッカーとして、総計20カ国以上を周っている。 遠吠えフェチ。

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